一般社団法人Japan Perl Association(JPA)の体制変更と今後の活動方針に関して

2016年度(2016年4月)よりJPAの体制変更を行いましたので、ここにお知らせいたします。

個人社員から法人社員へ

以下の4社がJPAの社員総会において議決権を行使する社員となり、理事・監事も変更となりました。

社員

  • 株式会社ガイアックス
  • 株式会社はてな
  • 株式会社モバイルファクトリー
  • 株式会社ディー・エヌ・エー

理事・監事

  • 小林篤氏(代表理事・株式会社ディー・エヌ・エー)
  • 肥後彰秀氏(理事・株式会社ガイアックス)
  • 田中慎司氏(理事・株式会社はてな)
  • 佐藤健太氏(理事・株式会社モバイルファクトリー)
  • 平子裕喜氏(理事・株式会社ディー・エヌ・エー)
  • 大月英照氏(監事・ポート株式会社)

今回の体制変更における理事・監事退任者は以下の通りです。

  • 牧大輔氏
  • 岡部恵一氏
  • 森本淳氏
  • 加藤敦氏
  • 和田裕介氏

今後の活動方針について

今後は「日本におけるPerlコミュニティを脈々と続くものとして盛り上げる」をミッションとして掲げ、活動を行っていきます。

その一環として、地域PMと協力し、昨年終わりを迎えた「YAPC::Asia Tokyo」に代わるイベント・カンファレンスを開催することで日本全体のPerlコミュニティの活性化に繋げていきます。

第一回はHokkaido.pmの皆さまにご協力いただき、北海道(札幌)にて開催予定です。 詳細については随時、本ブログ等にてお知らせしてまいります。

また、JPAのサイト・ブログについても、JPA設立後初のリニューアルを進めております。こちらもぜひ、楽しみにお待ちください。

※ 本記事に対するご質問は、info at perlassociation dot org までお寄せください。

JPAによる海外のPerl関連イベントの参加費用負担について

JPAの加藤です。

この度、海外のPerl関連イベントに参加する際の費用をJPAが負担する取り組みを作りましたので発表いたします。

海外のPerl関連のカンファレンスで発表したい、Hackathonに参加したいという場合に、費用の関係で参加できない場合があると思いますが、JPAから費用の負担が出来るようになりました。

概要は以下のとおりです。

  • JPA費用負担:
    • 上限30万円(渡航費、宿泊費、交通費、カンファレンス参加費用などが対象)
  • 回数:
    • 年間3回程度を予定
  • 条件: 
    • Perl関連のイベントである/Perl関連の発表・活動ができること
    • 既定のテンプレートに従った報告
  • 応募方法:
    • 以下を記入して、info at perlassociation.orgにメールにてご応募ください
      • 参加するイベント名
      • 行き先
      • 日程
      • 予定の費用
      • 参加目的

応募内容をJPAにて審査を行います。特に参加目的に関しては具体的にお願いいたします(JPA/コミュニティに対するメリットを書いていただくと審査がしやすくなります)。審査が通りましたら、応募者と契約を交わします。

契約の内容を簡単に書きますと、JPAから応募者に依頼して海外のPerl関連イベントに参加して頂き、既定のテンプレートに従った報告をしてもらうというものになります。

審査及び契約書の締結に時間がかかる場合もありますので、ある程度余裕をみてご応募ください。

JPA人事のお知らせ

Japan Perl Association人事についてお知らせいたします。

2013年10月31日を持って下記の皆様はそれぞれ役職を退任なされました:

  • 理事 池邉智洋
  • 理事 山口徹
  • 監事 小山浩之

今回退任される皆様はJPA発足当初から参加いただいていた方々です。この場を借りてこれまでのお力添えに心より感謝を申し上げます。

2013年11月1日を持って下記の新理事が就任されました:

  • 理事 肥後彰秀
  • 理事 和田裕介

なお和田理事は11月に発足したYAPC運営委員会の委員長にも同時に就任されます。

今後ともJPAをよろしくお願いいたします。

Perl のハッシュ値の再計算メカニズムの脆弱性

JVNでも公開されていますが、perl 5.8.2からperl 5.16系までのバージョンでハッシュ値の計算に対する脆弱性が報告されています。

perl 5.16系であれば perl 5.16.3、5.14系であれば perl 5.14.4 で修正がされていますので、アップグレードを推奨されています。

すでにEOLとなっているperl 5.8系、5.10系、5.12系ではgit レポジトリに存在するパッチを適用することでこの件に関しての修正を行う事ができます (perl 5.8 -> レポジトリ 対象コミット、 perl 5.10 -> レポジトリ 対象コミットperl 5.12 -> レポジトリ 対象コミット

各ベンダー提供のperlも自前でインストールしたperlもアップグレードが推奨されています。

YAPC::Asia 2013 開催日程と会場、イベントβ登録について #yapcasia

こんにちは、 JPAの櫛井です。

今年もやります!YAPC::Asia!というわけで、今年は通常のボランティアスタッフとは別に

企画や準備段階からスタッフとして動いてもらっているコアスタッフの皆と会場の下見を

行いました。利用許可も無事におりましたので開催日程と会場をお知らせいたします。

開催日程と会場

9月19日(木) 前夜祭(予定)

9月20日(金) 一日目

9月21日(土) 二日目

計三日間です。

「9/19-21のYAPC::Asiaに参加しよーっと!」などのTweetをしていただけると

ありがたいです!

慶應義塾 日吉キャンパス 協生館

〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1

東急東横線東急目黒線横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車、徒歩1分


大きな地図で見る

日吉キャンパス案内:[慶應義塾]

イベントβ登録

今後、ブログなどでも情報を公開していきますが

・チケット発売情報

・スピーカー情報

・会場案内

・各種企画

などについて、随時メールにてお知らせしていく「イベントβ登録」を用意いたしました。

是非ご登録ください。

・登録方法

YAPC::Asia 2013 イベントβ登録 にアクセスし、登録するメールアドレスを入力してから

確認メールに記載された内容にそって登録してください。

なお、確認メールは迷惑メールフォルダに入っている可能性もありますのでご確認ください。

イベントβ登録の解除機能は後日提供予定です。

不明な点などありましたら @941@lestrrat 宛か、ハッシュタグ #yapcasia をつけて

Tweetしていただければと思います。

perldoc.jp リニューアルのお知らせ

JPAの加藤です。

3月にお知らせしていましたが、オンラインで閲覧出来るperldoc.perl.orgの邦訳サイトに当たるperldoc.jpが、tokuhiromさんの個人管理からJPAの運営となりました。 公募していたデザインは、Japan Open Source Design Committee の nagayamaさんに作成していただきました。

今回の運営の引き継ぎにおいて、デザインの一新とともに、コンテンツの拡充・機能の追加を行いました。

  • 最近の翻訳の更新一覧とRSS
  • JPAMoose関連の翻訳文書(翻訳はcharsbarさん)の追加
  • カテゴリ別の一覧(search.cpan.org のトップと同じ)
  • 公式、ドキュメント以外の WebPage などの翻訳(その他の翻訳)
  • バージョン間の翻訳のdiff
  • 原文がある場合に対訳の表示
  • 翻訳者向けの情報の追加

トップページの一覧を見ていただくと、翻訳されているドキュメントが多く、頻度も高いことが分かるかと思います。 ほとんどがargrathさんこと白方さんによるPerlのコアドキュメントの翻訳になりますが、白方さんは数年間精力的にメンテナンスを続けてくださっています。

Perlの膨大な量のドキュメントを自国語で読めるというのは、かなり恵まれた環境ですので、是非是非、ご一読いただければと思います。

今回、翻訳者向けの情報として、Perlドキュメントの翻訳の作法をまとめました。翻訳をしたいという方の一助になればと思います。 perldoc.jp では、ボランティアによる以下の2つのプロジェクトの成果物を表示しています。

perldoc.jp に対する要望や不具合は、 githubにて受け付けておりますので、お気づきの点がありましたら、ご連絡ください。

以上、宜しくお願いします。