2010年4月アーカイブ

JPA Press 第4号!

JPA Press第4号をリリースいたしました。

http://japan.perlassociation.org/static/jpapress/jpapress_004.pdf

今回は先日行われたDeNAテクノロジーセミナーの内容、そして株式会社paperboy&co様
でのPerl使用例などについて特集しています。

JPA Pressでは原稿の寄稿者を募集中です。
Perlが社内でどうやって使われているのかなどの説明や、自社製品にPerlをどのように組み込んだのかなど、Perlに関してならなんでもOKです!技術的な詳細などは基本必要としませんので、是非御社の活動や製品のアピールなどにご活用ください。ご連絡はinfo @perlassociation.org までお願いいたします。

Perl 5.12.0 がリリースされました!

Perl 5.12がリリースされました。5.12は5.10からの様々なバグフィックスや新機能・改良が追加されていますが、ユーザーにとってより重要なのは、それらの変更よりよりフォーマルかつ定期的ななリリースサイクル(開発版を毎月リリースしていくスタイル)を経て開発が進められた事が重要なリリースであると言えます。

Perlの主開発者達はPerl 5.8のリリースからPerl 5.10のリリースまでに5年間という長い期間を要した反省を生かし、定期的なリリースを繰り返すことにより確実に、そしてより早いタイミングでバグフィックスや新機能をユーザーに届けようという試みを5.10のリリース後に始めました。そしてはこれはその結果を反映した最初のリリースなのです。

Perl 5.12のリリースノートには以下のように書かれています:

This release cycle marks a change to a time-based release process.
Beginning with version 5.11.0, we make a new development release
of Perl available on the 20th of each month.  Each spring, we will
release a new stable version of Perl.  One month later, we will make a 
minor update to deal with any issues discovered after the initial ".0"
release. Future releases in the stable series will follow quarterly.
In contrast to releases of Perl, maintenance releases will contain fixes
for issues discovered after the .0 release, but will not include new
features or behavior.

これによれば毎月20日に開発版を、毎年春に新しい安定版を、".0"リリースの後には1ヶ>月で最初の修正版、そしてその後は3ヶ月に1回メンテナンス版をリリースしていく予定と
の事です(メンテナンス版はバグフィックスのみで新機能は追加されません)。


なお以下に5.12で追加された機能をいくつか紹介します。これ以外にも色々とありますので、詳細は是非perl5120deltaでご覧下さい。

use 5.12

これまでのPerl5でも`use 5.8; use 5.10;` のような書き方ができていましたが、5.12で
はそれ以外の効果ももたらします。perl 5.12では

    use 5.12.0;
と宣言することにより、

    use strict;
    use feature ':5.12';
と同等の効果をもたらします。
逆にuse features ':5.12' は

    use feature 'unicode_strings';
    use feature 'say';      # say()
    use feature 'switch'; # given...when
    use feature 'state';   # state変数

と同等の効果をもたらします。

このような効果はレキシカルスコープで有効になります。例えば

    use 5.12.0;
    $foo = 1;
はエラーになりますが、以下はエラーになりません:

    { # このスコープではstrictが有効
       use 5.12.0;
    }

    { # 違うスコープ
        $foo = 1;
    }

... オペレータ

今はとりあえずプレースホルダーだけ設定して、あとで実装を追加する予定のコードなど
に「あとで実装する」コメントの代わりに使用する事ができます。

以下のように書いておくと、foo()を実行した際に"..."の行で例外が発生します

     sub foo {
         my $self = shift;
         ...
     }
package NAME VERSION 記法

これまでモジュールのバージョンを設定する際には$VERSION変数に値を設定する必要がありました:

      package MyModule;
      our $VERSION = 1.23;

perl 5.12からは以下のように1行でこれを設定できます:

      package MyModule 1.23;
この記法は以下の宣言と同等です:

      package MyModule;
      our $VERSION;
      BEGIN {
           $VERSION = version->parse(1.23);
      }

このようにBEGINフェーズで実行されることと、暗示的にversion.pmが使用されることが>ポイントです。なおversion.pm を経由するため、version.pmが認めている書式しか使用することができないようになります。

プラッガブル キーワード
これは一般のユーザーには全く関係ない機能ですが、これまでDevel::Declareモジュール
などを使用する必要のあった言語の拡張をPerlコアのレベルでサポートするようになりま
した。

YAPC::Asia Tokyo 2010サイト制作公募のお知らせ

現在JPAではYAPC::Asia Tokyo Tokyo 2010の準備を始めておりますが、イベント用サイトの作成をしなければいけません。去年までは Actというソフトウェアを使ってサイトを作成していたのですが、今年からは諸事情によりこれを独自のソフトウェアで置き換えたいと考えています。 ついては、下記の仕様でイベント用サイトの制作を受注していただける企業・個人を 公募いたします。 必須要項・機能: 1. デザイン サイトデザイン、およびロゴ 2. 静的なページ(10P~20P?) テンプレートベースかCMSにしてもらえるとこちらで後で拡張ができる。 3. チケットの販売機能・決済機能 Paypal等を使ってチケットを販売し、その記録をある程度まとめて みれるようにする。Paypalにはこだわってはいませんが、なるたけ手数料の かからない方式を希望。eplusなどのシステムを使う場合はその設定までを お願いする方向で。 4. トークセッションの応募・管理機能 昨年までのYAPCページを参考にして、セッションの応募、 拒否・承諾、時間やトラックの編集、

あったら嬉しい機能等:
5. タイムテーブルの表示
6. できれば応募された全てのトークを見えるようにして選考の途中経過も わかるようにしたい。 7. 実際の来場者と販売されたチケットとの整合 8. できるだけPerlで :) 大まかなスケジュール: 5月中: スプラッシュページ等をアップ(ロゴのデザイン等はここで完成) 7月中: トーク応募機能アップ 静的ページ構築終了、こちらで随時追加・変更できるようにしてもらう 8月中: 決済システムアップ 10月: YAPC本番 予算は正直あまりありませんが、エンジニアリング的な部分はこちらで 面倒をある程度見ることは可能なのである程度の融通は効きますので、 その辺りを考慮していただければ幸いです。また、JPAサイト上やYAPC で制作者様の紹介をさせていただきますので絶好のアピールの機会にも なるかと思います。

興味がある方は 4月23日(金)午後5時までにinfo@perlassociation.orgのほうまでメールでご連絡ください。
なおメールで大まかな概算でのお見積もりや、部分的に受注可能な場合はその範囲を記していただければ幸いです。
ご連絡をお待ちしております!

YAPC::Asia Tokyo 2010 開催のお知らせ

はじめまして、株式会社ライブドアの櫛井と申します。
941::blogというのを書いていたり、livedoorディレクターブログというのを書いていますが
この度、JPAのイベントディレクターとして参加させていただくことになりました。

簡単にありのまま今起こったことを話すと
「JPAの理事会に呼ばれたと思ったらイベントの仕切りを任されていた」
何を言ってるかわからねーと思いますが俺も何をされたのかわからなかったです。
hello world処女の私でよいのかわかりませんが精一杯頑張りたいと思います。

そういうわけで、今年はYAPC::Asia の第5回目ということで記念に残るような
なにかをしたいなあとは思っていますが、テーマや細かい部分などはこれから
調整していくことになるかと思います。

開催場所はこちらも調整中ですが、日程は10月14日-16日の3日間で
行う予定です。(あくまで予定です)


また詳しい内容が決まり次第、お知らせしていきたいと思いますが
皆さんのご協力をお願いすることも多々あるかと思いますので宜しくお願いいたします。

なお、YAPC::Asia Tokyo 2010のサイト制作も公募していますので、そちらも是非ご覧下さい

JPA 新年度

4月になり、JPAも無事新年度を迎えることができました。

これもひとえに皆様のご協力のおかげです。

さて、新年度にあたって報告がいくつかあります。
まず2010年度より、理事として株式会社ミクシィの津久井様を迎えることになりました。これにより2010年度はさらに活動の幅を広げる事ができればと思います。そしてもうひとつはYAPC::Asia Tokyo 2010の準備を開始しはじめました!YAPCの運営については大変無理を言って超強力な助っ人に色々お願いしましたので、これについてはまた違うエントリで紹介させていただきます。

なお、2009年度の収支報告は税理士さんの処理などを経てから公表予定ですが、基本的にはほぼプラスマイナスゼロという結果になっております。2010年度からはイベント等の運営のために扱える余剰金を増やすのと、今は完全ボランティアのスタッフに対して幾ばくかの報酬を出せるようにするために少しずつ黒字化して行く予定です。

2010年度もJPAを何卒よろしくお願いいたします!

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